数日経ってお互いの時間が合い、私がBに電話するとBは友達と遊んだ帰りの運転中でした。
運転中じゃなくて落ち着いて話がしたいんだけど・・と言うと、Bは
何の話?今でも変わらないから話してよ。と・・
もうすぐ家に着くところだから今話して
何だか面倒くさそうに対応されてる感じがしたので、私も簡潔に言うことができました。
もしかしたらBも何となく気づいていたのかもしれない。
私たち別れよう。続けられない。
あー・・そっか。nanamiがそうしたいならそうしよう。
うん、今までありがとう。じゃあね。
すごいあっさりと終わりました。
Bはまたいつもの私の別れたい病だと思ったのかもしれないし、文句をだらだら言われて電話越しでしか話せなくて、遠くにいてセックスもできない彼女はいなくてもいいんだと思ったのかもしれない。
電話するまで緊張していたし、別れると思うと今までBと過ごしたことを考えると泣けてきてBの声を聞いて別れを切り出せるか・・・とか考えてました。
メールで別れるのは絶対に避けたかった。
別れる時はきちんと自分が別れたいって意思表示をしないと、後々別れたことを後悔したりしそうだから。
メールだと相手の声とかその時の空気とかが分からない分、別れた時の実感にかけるというか・・・
会って話せない分、電話でやりとりするしかない。
国際遠距離恋愛の辛い点は簡単に会いに行けないし、時間も合わない。
別れるときも直接会って話すことができない。
本当にあっさりと別れました。
別れてから3日後くらいにBからメールが来て、今までなら気づいた時に返信していましたが1日空けて返信しました。
しかし、すぐ返信してくるB・・・
その後返事を無視してても1週間に1回はどうしてる?という連絡が来たり。
別れてからの方がBは時間を考えて連絡してきていたし、私がきっとまたいつものように戻りたいっていうのを待ってるのかなと思うほど気が遣えていました。
男性はよくハンターだと言われてますが、まさにその通りだなと思いました。
私がBのことを知りたすぎていろいろと質問したり、Bに聞いた話から推理していたことはまさにBを追いかけていました。
結局そのことでBにプライバシーを保ってほしいと。まさにシコティッシュ事件の原因となったのです。
私はBにとってまるで麻薬犬のような存在だったと思います。
怪しい匂いを常に嗅ぎ分けて探るような行動をしているけど、従順だし会えば尻尾振りまくりで好き好き😻!って言わなくても伝わってるし、他の人なんて目にも入ってないだろうと言うくらいの安心感。
一度自分の小屋に入れた犬(私)が脱走(別れ話)した時、Bは私の名前を呼んで呼び戻し、それが何回か続いた後自分から逃げたくせに小屋の前で入れてくださいー!(より戻そう)と言い、常にBが主人で私がその周りをキャンキャン言って走り回ってただけなのです。
その犬が急に出て行って、全然戻ってくる気配がなかったら多少喪失感はあって、今まで私が喜んでたことを試して戻ってこないかを検証する。
今Bはこの状態であると思いました。
これは私が好きだから戻らないか検証していると言うよりは、自分の持ってたものが無くなったから取り戻したいっていう気持ちに似ているのではないかと。
好きって感情<失った所有物に対する執着
なイメージです。
これを勘違いしてBは私のことまだ好きなんだ・・・と思ってよりを戻したとしても、きっとまたしばらくしたら同じ別れる道になると思います。
失くなった所有物が戻ってきたら安心して、その後の扱いは今までと一緒。
付き合っていた時に言って治らなかったことは、別れてよりを戻して、いくら相手が改心しましたと言っても治らないことの方が多い。
買うまではどうしても欲しい!絶対使うし、一生使える!と確固たる自信があったのに、買って少ししたらすぐ飽きて他に目移り、買って満足して使わないとかザラにあります。
それと同じ心理なのではないかと思うのです。
Bは一人っ子。独占欲が強いのです。
別れるまでBに独占欲を感じたことはありませんでしたが、別れて感じました。
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