最後の週末⑥比較するのはよくないけど、彼と比べてしまう

サブウェイでオーダーしたものを受け取り、窓側の席に座り行き交う人を見ながらBの連絡を待っていました。



サンドウィッチも食べ終わる頃、Bからの着信。

「キャンセルすることもできるけど、nanamiと一緒に過ごせるのは最後だから1時にはつくと思う・・」


Bは怒りながらも私と一緒にいることの方が大事だと思ってくれたらしく、結局2時前に私のいる場所へきてくれました。


それからハイキングへ。


車の中でハイキングできるような格好へ着替えて、ハイキング開始。


しかし、階段が途中からなくなり木の根をつかんだり、よじ登るに近いほどの道。
日本で例えるなら屋久杉を見にいくような道でした。


寒かったのに、すぐ汗だくになり息も上がり、睡眠不足の私にはとても辛い!

ちょこちょこ休憩を挟みながらBに遅れをとるまいと付いていくようにしていましたが、体が思うように動かないため休憩していると


「nanami早く!休憩終わり!」


と、急かされる私。

「私のペースで登らせてよ。先行っていいから」

と言うと、Bは一緒に登ることが大事なんだ!といい私に合わせてくれようとするのですが

休憩したいー、というと先の方を指差してそこへ着いたら休憩にしよう!というのです。


ゆっくり登れないから、私は山頂までの道のりの半分でもうバテバテ。
私はカバンを持って歩いていて(Bのペットボトルあり)Bは手ぶら。


私は途中で疲労とストレスが溜まり、Bに対してイライラしながら自分のペースで登るから放っておいて!と言い、イライラが通じたのかBはそれ以降私をちょいちょい気にしながら登ってくれました。



そして、2時間ほどかけて山頂付近まできたのですが、山頂は岩肌で木も生えておらず、なめらかな岩肌を手でよじ登っていくスタイル。


掴むところもなく高所恐怖症の私は足がすくんで前へ進めませんでした。
(靴も滑るし登れず怖いばっかり)

もう私はここでいいからB行ってきて!

nanamiと一緒じゃないなら行かない!ここまで来たんだから登ろうよ!
(ここでいいよとはならないのがB)

って感じで、山頂手前で再び揉める私とB。

しかし周囲にそんなカップルは結構いました。


とにかく怖いし登れないんだもん、、、と隣で同じように揉めていたカップルの男の子と私は同意見でした。
(このカップルは男の子が怖いから女の子だけに行かせようとしていた)



そしてようやくBだけ山頂を目指し岩肌を登り、その間私は近くでお留守番。
木陰に入り、彼のことなどを考えていました。


もし彼と山登りをしていたら・・・彼は何て言うだろうか。

以前韓国人男性とgrouse mountainでのハイキングをした時、彼は急かさず逆にたくさん休憩しようと行ってくれたし、気遣いがあった。


などなど、私は相当Bに腹が立っていたのです。


しばらくしてBが戻ってきて、すごくいい景色だった!写真も撮ってきたよ!nanami絶対見に行くべきだよ!こんなに頑張ってここまで来たんだもん!


とBの登れ登れコールに圧倒され、もう登らないと帰れないと思いました。


よって、登ることを決意するとBは大喜び。さらに荷物持ってあげる!と荷物を持ってくれて、どこを持ってどこに体重を置いて登るかなど口頭でサポートしてくれながら登ることができました。
(登ってる最中に上から写真を撮られ、必死の形相で登る私の写真を拡大して笑うB)


そして2人で足を岩肌に投げ出して座り、落ちたら確実に死ぬね・・・とBに言ってると、Bがnanamiが登れたことを誇らしく思うよ!!!と急に英語で(常に日本語なのに)


そんなに喜んでくれるなら登った甲斐があったな。と思いました。
Bのサポートがあったから登れたよ、ありがとう。といつもより素直になれたし、Bは私をコントロールしようとする所があるけど結局私はBの言いなりで、でも結果オーライな気がしました。

これが私たちの関係性なんだな。と。


しばらく山頂を楽しみ下山。


Bがとりあえずホテルにチェックインして荷物を置いて買い出しに行こう!

私は買い出ししてからチェックイン、もしくはチェックインするならシャワーも浴びてから買い出しなり食事しに行くなりしよう!


ここでまた揉める私たち。


結局Bは早くチェックインしたかったらしく、そこは譲れなさそうだったのでチェックインを先に済ませシャワーを浴びてから買い出しに行きました。


そしてまた買い出し中に揉める私たち。



なぜこんなに揉めるのかってくらい、ちょっとしたことで意見が合わない私たち。

Bはバケツアイスを買おうとするし(食べれないからダメ!っとひと蹴り)

私はお気に入りのブルーチーズを発見したから買いたい
(Bはブルーチーズ食べたことないから嫌だと拒否)

ラズベリーが安いから買おう!食べたいものを買いましょう

オレンジジュースにレモネードに・・(飲める分しか買っちゃダメ!)


このBの行動は、結局私と一緒に旅行するのが新鮮で楽しかったからテンション上がって、見たもの端から買おう買おう!となってしまったとのこと(B談)


買い出しも終わりホテルに戻って、また揉めます・・・



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