このマフィンは僕に食べられている。

思わず立ち上がって、握手するっていう謎の挨拶行動をしてしまった私。

彼が私の宿題を見て、長文を１０秒くらいで読んであーなるほどね！とか英語でベラベラ喋りまくってて、私はポカーンでした。
全部英語で会話！めちゃくちゃ頭使うし、言い回しとか選ぶ単語とかが新しいものすぎて全部勉強になる！！！！✨✨

宿題もすぐ終わって、私は宿題の長文を要約するとこういうことでしょ？ってことを言いたいから聞いてね！と言い、それをところどころ直してくれる彼。

あ〜！！！私が求めていたのはこれです！
この環境です！！！

たった５分程度で新しい風を浴びまくり、すっっっっごく楽しい！と心から思いました。

そして、彼の日本語がかなりかわいい😍！
久しぶりに日本語使うからあまり上手に喋れないけどー💦と英語でペラペラ言った後、
「あー・・僕は・・大学の時に日本語の勉強をしていました・・・東京にも行きました・・」などなどの自己紹介を日本語で。

それから私は英語の勉強の難しさ、彼は日本語の謎についてをお互い話し、私は受動態がよく分からなくなってしまうということをいうと、日本語ではあまり使わないよね？と聞かれ私はよくわからず。
我輩は猫である　は　夏目漱石によって書かれた本です（？）
夏目漱石が吾輩は猫であるを書いた。　かな？　分からん。

すると彼が受動態は何を主語にするかがポイントだよ！と。
彼はドリンクとマフィンをオーダーしていたのですが、マフィンを食べながら
彼「英語でこんなこと言わないけど、このマフィンは僕に食べられてるよね、マフィンについて言いたいならマフィンを先に。逆にしたら大変なことになるからね！」

彼「僕はマフィンに食べられている！」HAHAHAHAHAHA!!!!!

それから想像トークで、ショーケースの中にいるマフィンの子供が彼が母マフィンを食べたことを覚えてて、次に彼がマフィンを買った時に急にマフィンが「お前を知ってるぞ」とか言ったりしてね！とかマフィンに食べられた後、マフィンから脱出する方法とかもしも話をして大笑いでした！

彼は表情がコロコロ変わって、たくさん笑うし穏やかな時間でした。
初対面なのにそんなに気を遣わずに、そして警戒することもなくただただ勉強して、英語、日本語を話す練習をしてあっという間に２時間が経ってました。

彼はお姉さんの子供のベビーシッターをしなきゃいけないから・・と言って７時にカフェで解散となりました。

彼は私と同じレモネードを頼み、私はメロン味のレモネード。彼はストーンフルーツ（謎）味のレモネード。

彼との会話を頭の中で巻き戻し、再生を繰り返しながら家へ帰り、到着すると彼からのLINEが入ってました。
「ベビーシッター中。また会おうね！」

私はあの２時間で彼のことが好きになりました。
でも、恋愛感情でなく人間が好き。彼の人柄がとっても好きだと思いました。


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