女性はだいたい減点方式で相手を見るようですが、彼はイケメンだし性格が穏やかで姉3人を持つ人だからか女性との付き合い方が分かってるような立ち振る舞いで、減点するところがなく加点ばかりでした。
これがイケメンではない場合、きっと初見から減点で穏やかな性格とは思わず一緒にいてもときめきを感じないとか減点になっていたであろうと思います。
要するに結局は見た目が恋愛に発展するかどうかの最初の窓口となるのです。
そして相手がよく見え始めると、相手の全てがよく見えてくる魔法にかかります。
私はその渦中にいるのではないか・・と思いましたが、何せ相手がそばにいなくてメールばっかりしているので、余計その魔法にかかった状態でした。
それでも彼とは毎日連絡をとっていて、写真付きで近況を報告したり動画にしたり、彼の浮気を心配することは全くなく、彼を好きでいることだけが自然にできていました。
彼は年明けの1月から病院実習があり、12月のクリスマス前から1月の上旬までは冬休みです。
北米のクリスマスは家族行事です。(きっと他諸外国も)
家族みんなでクリスマスのディナーを食べ、プレゼント交換をしておしゃべりを楽しむのです。
クリスマスに1人なんてありえないらしい。
なので、クリスマスに予定がないといえば誰かが家に誘ってくれたりするようです。
(しかし、Bと付き合い始めたのはクリスマス前だったけど誘われなかったし、私一人でクリスマス過ごした気がする)
もちろんお店はほとんど閉まってるし、開いていても昼過ぎには閉店。
クリスマス前からバンクーバーでは路線バスに
「Happy holidays!!」の表示が出るほど街はクリスマスムードなのです。
*カナダで知ったのですが、お店の人とか広告とかメリークリスマスを使わず、ほとんどhappy holidaysです。いろんな宗教の人がいるから。という理由のようです。
もちろんカードもhappy holidays!!
そして彼は学校が終わり次第、地元の友達とルームシェアをしているのですが、そこを離れて地元へ一旦帰り冬休みを過ごした後、実習先のあるケロウナ(カナダのハワイと言われているリゾート地)の近くへ行く予定となっております。
彼のおじいさんとおばあさんは90歳近くで、バンクーバーの近くにある離島に住んでいます。
毎年おじいさんとおばあさんの家に集まってクリスマスを家族全員で過ごしていたようですが、今回は彼のお母さんが地元のクリスマスコンサートの合唱でソロパートを勝ち取ったために片道8時間もかかる彼の地元へ集まることになったとのこと。
私はのんきに片道8時間て大変だね!なんて相槌を打っていたのですが、急に彼の返信がなくなりました。
きっとお母さんからの電話でしょう。と他の用事をしていると彼から
もし僕が日本に行ったらnanamiに会えるかな?
前から考えてたんだけど、今しか日本に行けるタイミングが無さそうだし・・
nanamiに会いたい
え?本気?クリスマスあるのに!?ビデオ係だって言ってたじゃないか!
そんなの家族は許してくれるの?おばあさんは怒らないのー?!?!?!
と私は嬉しさと少しの不安(彼の家族に対して)がありました。
私は会えたらもちろん嬉しいけど就職もしようかと考えていたところだったし、でも目標もなく就職するなら少しどこかでゆっくりしてから就職しようとも考えていました。
これからすぐバイトが見つかりそうもないし、クリスマス前から年明けて1週間くらいまで休みを確保しなければならない・・
実質11月から12月の初旬までしか働けない。
そんな都合よく働かせてくれる場所ってあるのか・・
働けなかったら3ヶ月も無職で・・・しかも帰国したばかりでお金もないし。
彼も学生だし、学生で時間あるのにバイトしないし・・・
大人なのにすごく金欠なカップル・・・
彼には会いたいけど、日本はクリスマスに年末年始は高いから違う国で会うのはどう?と提案。
私たちの冬休み計画を立てることとなりました。
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